小山祇園祭開催! 大みこしは渡御は必見!
小山の夏の風物詩「小山祇園祭」。
「小山祇園祭」とは、小山市にある須賀神社の例大祭である「祇園祭」のことを指します。小山市宮本町にある須賀神社は、京都の八坂神社より分霊を迎えまつられている神社。
小山祇園祭りは、「下野国誌」に「当国第一の祇園会なり」と称されており、伝統ある小山の夏のお祭り。開催時期は、毎年7月の第3日曜日です。
お神輿をかつぐときの掛け声、「アンゴステンノウ」という謎の言葉が記憶に残っている人も多いのでは?
「アンゴステンノウ」という掛け声は、須賀神社の神様の名前「ナムゴズテンノウ(南無牛頭天王)」がなまって変化したものと言われています。なるほど!
昨年の2023年の須賀神社の例大祭「祇園祭」は4年ぶりの開催となりました。
見ごたえがあり迫力満点の大神輿や女神輿の渡御だけでなく、市内中心部は歩行者天国になります。お神輿の他に、おはやし、よさこいパレードもあり、お神輿のあとは、花火の打ち上げも予定されていますよ。

140年もの担がれてきた大神輿は昨年に「令和神輿」へ新しくなったばかり。豪華絢爛な令和神輿、ぜひ間近で見てみたいです。
祇園祭屋台の歴史 美しく壮大な江戸時代の彫刻屋台が素晴らしい!
江戸時代末期から戦前まで小山市の須賀神社の例大祭「祇園祭」の付け祭りで繰り出されていた彫刻屋台の存在を知っているでしょうか?
小山市宮本町にある須賀神社の須賀神社会館にて、戦前まで繰り出されていた彫刻屋台の一つ「旧稲葉郷屋台」が復元され展示されていたときに訪れてきました。
こんなに大きくて美しく壮大な屋台がかつて小山のお祭りで繰り出されていたなんて!




屋台の大きさは、奥行き5.4メートル、高さも5メートル以上。本屋台と付屋台の2台を横に並べて舞台とした「踊り屋台」は、日本で唯一の形だとか。
屋台は、小山駅西口エリアの旧5町内がかつて有しており、当時の写真も掲示されていました。復元展示されているのは稲葉郷の屋台。稲葉郷は現在の小山市本郷町周辺にあたります。部材に記された建造年は1815年。
期間限定の展示にとどまらず、小山市の重要な文化財として屋台が常設展示され、いつか祇園祭でも復活する日を願わずにはいられません。
2024年 小山祇園祭の日程や内容
2025年開催の小山祇園祭の日程や主な内容は以下のとおりです。
- 開催日・期間:2025年07月20日(日)16:15~
- 場所:須賀神社、JR小山駅西口近辺、県道粟宮喜沢線の一部
- 7月14日~21日にかけて様々な神事が行われます
- 住所:小山市宮本町1-2-4
- アクセス(公共交通):JR小山駅西口から徒歩5分、アクセス(自動車):東北自動車道佐野藤岡ICより国道50号線を東に約30分
- 駐車場:なし
- 内容:
- 大神輿や女神輿の渡御
- おはやし、よさこいパレード
- お神輿のあとに大輪花火の打ち上げ
- 須賀神社の公式サイトはこちら
▽MAP 神輿巡幸ルート 須賀神社⇔参道 ⇔いせやきもの館 ⇔まちの駅思季彩館

▽同時開催!軽トラ市
開催されるイベントの一覧はこちら
そもそも小山祇園祭ってどういうお祭り??