この記事は、実際に訪れたときの情報をもとに執筆しています。メニューや価格などは変更になっている可能性もあるので、最新情報は公式ホームページでご確認ください。
10年ぶりに復活!人気のお蕎麦屋さん「おびくにそば」へ
栃木市の北側の里山にある隠れ家のようなお蕎麦屋さん「おびくにそば」へ訪れてきました。「おびくにそば」は人気店ながら10年前に惜しまれつつ閉店した蕎麦屋。2024年4月に10年ぶりに復活。当時の味を懐かしむも多く賑わっていました。
おびくにそばがあるのは、栃木市の真名子地域。栃木駅から車で30分ほどかかります。
山里にあるおびくにそば。道路沿いにのぼりがたっているので目印になりました。途中の道は狭いのでゆっくりと車を進ませて到着。
▽おびくにそばの外観
お店のシンボルにもなっているたぬきの置物がなんとも味わいがあります。
おびくにはこの地域で古くから親しまれている「八百比丘尼(おびくに)」様から由来しています。西方町真名子が不老不死となった八百比丘尼(おびくに)様の生まれ故郷という伝説です。
全国に八百比丘尼伝説が残っていますが、このあたりでは「やおびくに」ではなく、「おびくに」と呼ぶんですね。
店内は小上がりの席とテーブル席がありました。日曜日の開店直後に訪れましたが、すでに先客で席の大半が埋まっていました。食べ終わる頃には待っている人の列もできていましたよ。人気があることが伺えます。
おびくにそばのメニュー。そばやうどん、天ぷらにサイドメニューがありました。
こちらは、お目当ての紅しょうが天。
鮮やかな紅色が目を引き、美しさも感じるような芸術的な形をしています。
一口食べてみると、さっくりとした天ぷらの食感とともにキリッとちゃんと辛い紅しょうがの味。ついついもう一口たべたくなるような美味しさ。紅しょうがは細切りになっていて、天ぷらのサクッとした食感をより感じます。おそばにも日本酒にもあいそう。
かき揚げの天ぷら。お野菜が甘い!天ぷらはやはりサクッとしていて食感がとてもいいです。
おそばは、5合のおそばを注文しました。(2,500円)5合は大人が2〜3人で分け合ってたべるぐらいの量です。
雑味がなく、香りがとてもいいお蕎麦。みずみずしい美味しさと喉越しもとてもいいです。
山里にあるお店の隠れ家的な雰囲気に、天ぷらとお蕎麦の美味しさが際立ち、通いたくなるようなお蕎麦屋さんでした。
八百比丘尼様の手ぬぐいや缶バッチなどが販売されていました。
八百比丘尼のお堂へ
帰りにせっかくなので八百比丘尼のお堂へ訪れてきました。
おびくにそばから車ですぐ近くのところにあります。
静かな公園でとてもきれいに整備されていました。地元の人からとても大切にされていることがわかります。
ご開帳はされておらず八百比丘尼様の姿は見られませんでしたが、実際に訪れると雰囲気があってとてもよかったです。
全国各地に伝わる八百比丘尼様の伝説も気になります。
「おびくにそば」の 営業時間・アクセスなどの基本情報
「おびくにそば」の営業時間やアクセスなどの基本情報は以下のとおりです。
▽MAP
10年もの歳月をへて復活!人気店「おびくにそば」へ!