今回紹介するのは、栃木県の那須塩原市にある公園。那須疎水公園です。
近くを通りがかったので、子供を遊ばせついでに立ち寄りました。
那須疎水は日本三大疎水の1つ。
公園からは、今でも当時の疎水の取り込み口の跡を間近に見ることができます。
暑い夏にはちょっとした川遊びにもおすすめのスポットですよ。
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那須疎水公園とは?日本三大疎水の1つ
紹介するのは、栃木県那須塩原市にある那須疎水公園。
那須といえば、那須高原に、那須ハイランドパークや那須どうぶつ王国など、レジャー施設がたくさんあり、人気観光スポットですよね。
那須にはたくさんのレジャー施設がありますが、今回紹介するのは、とてもマイナーなスポット。
おそらく人があまりいないので、のんびりとすることができるのでは!
我が家が訪れたときもゴールデンウィークまっただ中でしたが、那須疎水公園は貸切状態でした。
那須疎水とは?
那須疎水とは、那珂川から引いた延長16.3キロの幹線用水路。
那須疎水公園には、那須疏水が那珂川から取水する施設が現在も残されています。
土木遺産として国の重要文化財に指定されているほか、平成29年に世界かんがい施設遺産にも登録されました。
土木遺産としても一見の価値がありますね。
日本三大疎水とは?
那須疎水は日本三大疎水の1つですが、さて残るあと2つはどこでしょう?
日本三大疎水は、以下の3つです。
日本三大疎水
- 那須疎水
- 安積疏水
- 琵琶湖疏水
安積(あさか)疎水は、猪苗代湖より取水して、福島県郡山市とその周辺地域の安積原野に供給している疏水です。白虎隊の自刃の地、会津若松市にある飯盛山も疎水の取水口の一つですよね。
もう一つの琵琶湖疏水は、琵琶湖の湖水を西隣の京都市へ流すため、明治時代に作られた水路です。わたしは京都の山科エリアで見学したことがあります。
那須疎水公園の紹介!
那須疎水公園は、東北自動車道の黒磯パーキングエリアから車で20分ほどの場所にあります。
駐車場もありましたよ。
ただし、駐車場から公園まで歩いて5分ほどの坂道です。(行きは下り坂)
すぐに疎水の跡が見えてきました。
▼公園の案内図もありました。
公園ですが、遊具などはありません。
▼とちぎのふるさと田園風景百選にも選ばれている場所のようですね。
▼眼の前にはゆったりと流れる那珂川。
川岸の一部は、川まで降りやすいようにだんだんの石段になっていましたよ。川遊びもしやすいですね。
疎水の取水口が見えます。
▼東屋もありました。
▼トイレ
▼那須疎水についての解説・案内板
▼猿の顔に見える「猿岩石」ならぬ「猿面石」も
確かに猿の顔に見えますね。
那須疎水公園のアクセスなどの詳細情報
那須疎水公園のアクセスなどの詳細情報です。
- 住所:那須塩原市西岩崎
- 駐車場あり
- 公衆トイレあり(冬季閉鎖)
- 東屋あり
さいごに
レジャー施設が人で溢れかえっている休日に訪れた疎水公園。
静かで聞こえてくるのは川のせせらぎ。ゆったりとした川の流れをのんびりと見て、ほっとした気持ちになりました。疎水は土木遺跡としても一見の価値ありです。暑い季節にはちょっとした水遊びも良さそうですね。
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