古墳が群集していて見ごたえがある「さきたま古墳」へ。国宝に指定されている「鉄剣」は社会の教科書で覚えている人も多いのでは?
さきたま古墳を見学し、はにわ作り体験を楽しんできました。この記事では、子どもから夢中で楽しめる体験「はにわづくり」体験の様子を紹介します。
この記事は実際に訪れたときの情報を元に執筆しています。営業時間やメニュー・価格などの最新情報は公式サイトよりご確認ください。
さきたま古墳を見学 大型の古墳が群集していてすごい!
10年ぶりぐらいに訪れたさきたま古墳。10年前にきたときは、わたしは娘を妊娠中で真夏の暑い日によろよろしながら、古墳を見学した記憶が脳裏にやきついています。暑い・寒い記憶ってなによりも鮮明に覚えているのはなんででしょうか?
▽10年前もこの看板ありました「めざせ世界遺産!」
さきたま古墳公園は広い。なんといっても大型の古墳が9基も並んでいますから。
古墳が作られたのは、5世紀後半から7世紀はじめころ。埼玉県の名称の発祥の地でもあります。
公園には、数か所駐車場があります。新しくできた「観光物産館さきたまテラス」の前の道路を挟んで反対側にある広々とした駐車場に停めて古墳をめぐりました。
立派な古墳です。
娘も学校で前方後円墳や当時は古墳の周りにはにわを並べていたことの知識があり、意外と楽しんでいました。
その後公園の芝生で、娘と夫の追いかけっこがはじまり。前日の大雨でぬかるんだ芝生で転び、芝生に隠れた池のような水たまりにきれいに背中からダイブしたのはここだけの話・・・。
大人のマジゴケはツラいっす・・・。
登れる古墳もあります。
当時のように、はにわや土偶が飾って置いてある古墳もありました。当時の情景に思いを馳せながら。
将軍山古墳は古墳の中が展示室になっています。入館チケットは「さきたま史跡の博物館」と共通です。大人200円、 高校生・学生:100円、中学生以下無料。
その後、駐車場に戻り、道路の反対側にある「埼玉県立さいたま史跡の博物館」を見学。
さいたま史跡の博物館では、国宝の「金錯銘鉄剣」が展示されています。すごい!鉄剣に描かれている文字も読み取れるぐらいにはっきりと見えます。
さきたま古墳ではにわづくり体験!予約不要
博物館を見学する前に通りがかって気になったはにわの館へ。
はにわの館は、さきたま古墳公園内にあり、史跡の博物館の手前(道路側)にあります。
入り口に「はにわづくり体験できます」の案内。
楽しそう!やってみたい!
はにわ作り体験は、当日空いていたら予約なしでもOK。前日まで予約も受け付けています。
所要時間は1時間半ぐらい(またはそれ以上)。
時間がかかるのでスケジュールに余裕をもっていると安心ですね。我が家も1時間半ぐらい熱中して製作していました。
▽料金は以下の通り。良心的な価格設定です。
- はにわづくり体験‥粘土1㎏ 600円。粘土2㎏ 1,000円
- JAFの会員優待割引あり
焼き上がりまで1ヶ月半ぐらいかかります。
出来上がったら、はにわの館に取りにくるか、郵送してもらう(送料は負担)かのどちらか選べます。我が家は送ってもらうことにしました。
それぞれ1kgの粘土で、はにわ作り体験スタート。
最初に作り方の説明を受けます。わかりやすい!これならできそうかも!
- 何を作りたいか決める!はにわ型かお馬さんか土偶か・・・など
- ねんどをこねる
- ねんどで紐をつくり、成形
- 顔を作ったら完成!
約1か月間、はにわを乾燥。乾燥したはにわを館内の窯で焼き上げ、完成!
完成したら、取りに来るか郵送で届けてもらう
まずは、粘土をこねこねするところからスタート。
硬い粘土をこねていきます。
作るものによって作り方も違うので、最初に係の人に作りたいものの希望を伝えてから大まかな作り方の説明を受けました。親切です。
紐状にした粘土をつみあげていき、道具を使いながら形を整えていきます。
説明では簡単そうに思えたけど。あれ?なんだかとってもデブい感じになってきてしまった・・・
太めのはにわ。手もつけて形を整えていきます。
▽夫がつくったお馬さん。上手です!
わたしのデブいはにわも完成!
子供のころにNHK教育テレビでやっていた「はに丸くん」、好きでした。
おーい、はに丸!はにまるおおーじ♪いつもおうまのひんべぇといっしょ♪
娘はサンリオのキャラクターのシナモンロールちゃんをつくっていました。
乾燥させ焼き上がり、家に届くのは1ヶ月後。楽しみに待ちます。
「さきたまテラス」おしゃれな古墳グッツのおみやげあり
最後に立ち寄ったのは、観光物産館のさきたまテラス。今年(2023年)の春にオープンしたばかりの施設で新しいです。
自動販売機に描かれている文字は、国宝の鉄剣の文字ですね!
古墳アイテムのおみやげがかわいい!
マステや付箋、クリップなど、思わず欲しくなるはにわや古墳アイテムがずらり。
すごくかわいくて、思わず、古墳のふせんとクリップを買ってしまいました。
カフェも併設されています。餃子ランチが美味しそう!
訪れたときは、週末のお昼ごろだったので、カフェには長い列ができていました。
行田市と言えば、「ゼリーフライ」。コロッケのようなもの。ゼリーのフライではありません。
体験で作ったはにわたちが家に届くのが楽しみです!
- 場所:行田市はにわの館
- 住所:〒361-0025 埼玉県行田市埼玉5239−2
- 定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、 年末年始(12月29日~1月3日)※さきたま史跡の博物館に準ずる
- 営業時間:9時30分~17時00分 ※はにわづくりの受付は、15時00分まで
- 電話:048-559-4599
- 予約:前日まで予約可能、当日空いていたら体験可能
- 料金:はにわづくり体験‥粘土1㎏ 600円、粘土2㎏ 1,000円 JAFの会員優待割引あり
▽MAP
粘土をこねこねし夢中になりました!はにわづくり体験は子どもから楽しめる体験プログラムです。