乙女河岸(おとめがし)跡・小山乙女河岸歴史公園へ!
乙女河岸(かし)跡は、間々田から車で5分ほど、思川にかかる橋のたもとにあります。
現在は、小山乙女河岸歴史公園として整備されていました。駐車場もあり、東屋やきれいなトイレも整備されています。
思川ののぞむ景色がきれいですね。空気が澄んでいると富士山もくっきりと見ることができます。
公園には、乙女河岸の歴史の案内板が整備されていました。
▽当時の様子。小山市博物館で見た記憶があります。
河岸とは? 江戸時代には、思川は人や物資を輸送するための交通手段でした。河川で荷物の積み下ろしをする場所が河岸(かし)です。中でも、乙女河岸は重要な役割を果たしました。
日光東照宮の木材を陸揚げする河岸としても使用されたそうですよ。
▽当時を偲ぶことができる船の石像がありました。
実は訪れたタイミングが悪く、ちょうど乙女河岸の裏側では大規模な野焼きが行われていたところ。乙女河岸歴史公園にも、消防車が停車し、多くの消防隊が野焼きの様子を見守っていました。
▽訪れたときにはちょうど大規模な野焼き中!煙がすごい!
公園には石柱も展示されていました。
石柱は、河道に埋まっていたものですが、日光東照宮へ寄進した大鳥居の一部とも伝えられています。
景色もよく、案内板もあり、当時の様子を偲ぶことができる公園でした。
東屋やきれいなトイレを整備されているので、お散歩ついでに訪れるのにもおすすめのスポットです。
乙女河岸(おとめがし)跡・小山乙女河岸歴史公園へのアクセス・住所
乙女河岸(おとめがし)跡・小山乙女河岸歴史公園へのアクセスなどの基本情報は以下の通り。
- 住所:栃木県小山市乙女1878
- アクセス:JR東北本線(宇都宮線)間々田駅から徒歩約20分、または間々田駅から車で5分
- 駐車場:あり(無料)
- その他:東屋あり、ウォッシュレット付きのトイレあり
▽MAP
江戸時代に河川交通の拠点となった河岸(かし)。小山市間々田にある思川を渡していた乙女河岸の跡地を訪れてきたぞっ!思川をのぞむ景色はよく、歴史を感じるスポットです。