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「おやまビギナー」小山生まれのブルワリーと酒蔵を巡るツアーに参加!
小山市に移り住んで3年未満の人を対象に開始されているおやまビギナー。第5回は、小山生まれのお酒を学んで交流。小山市にあるブルワリーと酒造、「808ブルワリー醸造所と西堀酒造」を見学するツアーです。
▽おやまビギナーvol.5の参加者募集のお知らせはこちら
参加資格の3年未満というのは目安とのことだったので、小山暮らし4年目ですが今回のツアーに参加させてもらいました。
実は、今回のツアーには前段階がありまして。今年の2月に「Oyama beginner vol.02 おうちで乾杯!オトナの酒学ビギナー」がオンラインで開催されました。
オンラインでの開催時にも参加しており、大人の社会科見学のような時間が楽しくて。
このときに造り手さんから説明を聞くことができたので、ぜひ現地に訪れて見学したかったのも参加理由です。
▽オンラインで学んだ「おうちで乾杯!オトナの酒学ビギナー」のレポートはこちら
さてさて、小山生まれのお酒を巡るツアーの始まりです。集合は、小山市役所第2駐車場。
ええ、もちろんそうですよ。気合を入れて(?)、自家用車ではなくおーバスで来ています。(試飲があるかも…という期待も込めつつ)
移動は、マイクロバスにて。本当に旅行ツアーのようでワクワクしますね。
ツアーの参加者は約10名。参加者の他に、小山市役所の職員さん(小山市役所 シティプロモーション課 移住定住推進係)と運営のカゼトツチさんとともに出発です。
バスの中では、自己紹介タイム。
出身地や小山歴、お酒にちなんで、好きなお酒や参加への意気込みなど。普段なかなか出会えない人たちと交流できるのもおやまビギナーのいいところですね!
引っ越してきたという共通点があるだけでも話の種は尽きません。
参加者の中には、「おやナビ!おやま」を見て申し込んでくださった方々もいらっしゃり、直接声をかけてもらいとても嬉しかったです。
(ブログやSNSで情報発信をしていても、だいたいは1人で壁打ちをしているような感じなので。たまにいただけるコメントや直接の声がめちゃくちゃ嬉しかったりするのです!)
バスの中は終始和やかな雰囲気で、最初の目的地808ブルワリーの醸造所に到着しました。
808ブルワリー醸造所の見学!グラウラーもゲット
最初の見学地は、808ブルワリー醸造所。2021年6月から販売がスタートした小山生まれのクラフトビール「808(ヤオヤ)ブルワリー」。
小山市はビール麦の産地ですが、麦だけでなく、小山産の原料にこだわった小山初のクラフトビールです。
到着してすぐに試飲から!(ありがとうございます!)
何度も頂いているクラフトビールですが、やはり美味しい!香りがよく飲みやすさも気に入っています。
醸造所には、小山市美田商工会応援キャラクターの「ふぅにゃ&むむにゃ」も遊びに来ていました。かわいい。
おやナビ!おやまのキャラクター、おもいがわさくらと一緒にパチリと記念撮影もさせてもらいました。
美味しいビールをいただきながら、クラフトビールの製造工程の説明をしていただきました。
今年の6月に販売スタートしたばかりなので、スタートするにあたってのいろいろな苦労話や機材の話は興味深くて。熱い情熱も伝わってきて、これからも応援したい気持ちでいっぱいになりました!
▽缶に詰めるマシーン。日本で数台(?)しかないとか。
ビールを詰める前にCO2を充填するなど、美味しさの一員を担っている機械です。
最後には、ビールをお代わりしつつ、お土産タイム。
悩みましたが、あこがれのグラウラーをついに購入しました!
グラウラーとは、ビールを持ち運ぶことができる「詰め替え容器」のことです。
グラウラー片手にクラフトビールの販売所を巡り、美味しいビールを詰めてもらう…という憧れがついに叶いそうです。(まずは、下野市のうしとらブルワリーを訪れようかと計画中)
808ブルワリーのグラウラーは鮮やかな3色カラーのラインナップ。
5,500円とちょっと悩む価格ですが、初回にビールを無料で詰めてもらえるほか、次回以降この808ロゴ入りグラウラーを持参すると、毎回500円オフに!
毎回500円オフは太っ腹すぎますね。
▽夜には、美味しいビールとともに幸せな晩餐タイムになりました!
西堀酒造の酒蔵見学!古くて新しい日本酒の世界は奥深い!
続いて訪れたのは、西堀酒造。西堀酒造は、明治5年(1872年)創業の栃木県小山市の酒蔵です。
売店には何度か訪れたことがありますが、酒蔵の見学は初めてです。
まずは、軒先にぶら下がっている杉玉について教えていただきます。
なるほど!緑色の杉玉を吊すのは、新酒が完成したことを知らせるためなんですね。さらに杉玉の色が茶色に色が変わっていくことで日本酒の熟成具合を知ることができます。
敷地のほぼ中央に位置する煉瓦造の煙突。国登録有形文化財にも指定されています。
煉瓦には野木町の煉瓦が使われており、積み方は長い面と短い面を交互に積むイギリス式。
ヒビが入っているのは、関東大震災のときのもの。歴史を感じますね。
日本酒づくりの工程を教えていただきながら酒蔵をまわります。
日本で唯一のクリアタンク。LEDの光により発酵を促しています。前回は青色でしたが、今は赤色のLEDで発酵を促しています。
古くからの歴史や伝統を重んじつつ、新しい技術を取り入れてより美味しいお酒づくりに取り組まれていることに只々感銘を受けました。
最後に試飲もさせていただきました。
試飲の後にお酒や酒粕スイーツを購入しました。
酒粕生チーズプリンと酒粕バターサンド。日本酒の香りがふわりと香りとても美味しい大人のデザートでした。
さいごに
ブルワリーと酒蔵を巡るツアー、とっても楽しかったです。実際に説明を聞きながら見学ができると、造り手の想いや情熱も伝わり、応援したいという気持ちにもなりますね。
他の参加者と交流できるのもよかったです。
今回は、おやまビギナーの中の企画で実施されましたが、ぜひおやま生まれのお酒を巡るツアーとしてパッケージ化してほしいぐらいです。SNSで参加の告知をしたときに、おやまビギナーでない人や市外在住の人も参加したい…という声があったくらいなので。参加したい人も多い魅力あるツアーだと思います。
楽しい時間をありがとうございました!
小山市に移住した人を対象にした「おやまビギナー」に参加し、ブルワリーと酒蔵の見学ツアーをしてきたぞっ。造り手の熱い想いと情熱に感動!楽しいツアーでした。