小山市の間中にある民泊施設「まなかのいえ」。
築50年ほどの家屋を貸し切って、家族や友人、仲間と気兼ねない時間を過ごすことができる場所です。道の駅「思川」からすぐ近くにありますよ。
民泊施設「まなかのいえ」に実際に訪れて、運営されているご夫婦にお話をうかがってきました。ホスピタリティあふれる雰囲気で、初めて訪れるなのにどこか懐かしささえ覚えてしまいます。
まわりはひたすら田んぼが広がり、ほっと一息とのんびりくつろぎたくなるような場所でした。
友人同士、家族同士、仕事の仲間同士や勉強会の合宿などにも。まさに秘密基地のような、非日常を味わえる「まなかのいえ」を写真多めで紹介します。
「まなかのいえ」とは?地域おこし協力隊もつとめるご夫婦が運営
「まなかのいえ」を運営されているのは、地域おこし協力隊でもある村山さんご夫婦。
明るい雰囲気の村山さん夫婦に、「まなかのいえ」を快く案内していただきました。
「まなかのいえ」は築50年ほどの民家。
10年間空き家になっていましたが、地域住民や学生さんなどと一緒に壁や天井の壁紙を張り替えたり、洗面台を設置したりと、DIYをして民泊の施設を完成させました。
「まなかのいえ」は、2020年7月に民泊施設&コミュニティ施設としてオープンしました。
かつて空き家だった場所が生まれ変わって、人が集まり、人と人が出会う場所に生まれ変わっていく…。これからもたくさんの人と人の出会いの場になっていくことを想像するだけでわくわくします。
「まなかのいえ」を訪れてきました!田んぼの中にぽつんと!
実際に「まなかのいえ」におじゃましてきました。「まなかのいえ」へは、小山駅から車で10分ちょっと。
すぐ近くに道の駅「思川」があるので、訪れるときの待ち合わせや買い出しにも便利ですよ。
▽道の駅思川から車で3分、歩いて20分ほど。
車は「まなかのいえ」の前に5台分ほど駐車できます。道がとてもせまいので、訪れるときは気をつけてくださいね。
バスでも行くことができます。
道の駅「思川」まで、小山市を走るバス「おーバス」の道の駅線が利用できます。バスの本数は1日10本ほどです。
訪れたときはGoogle MAPの案内に従い、「まなかのいえ」へ向かいます。
見渡す限り一面の田んぼが景色です。ちょうど稲穂が実る季節で、黄金色に照らされて美しく思わず見とれてしまうような光景でした。
「まなかのいえ」に続く道。すぐ近くには民家もなく、まわりはほんとうに田んぼだけ。
農業用の水路。ちょうどシラサギが飛びだっていく姿が見えました。
看板などは特になかったので、近づくまで本当に道があっているかどうか少し不安な気持ちで道を走らせます。
「まなかのいえ」が見えてきたぞっ!
到着しました。
道の駅「思川」の脇の道を車で走らせること5分、ひたすら田んぼに囲まれた景色をすすんで到着したのが「まなかのいえ」です。
とても立派な平屋の一軒家。懐かしい雰囲気を感じます。まるで、映画の場面で、田舎のおじいちゃん家に遊びに行くシーンに出てきそうなお家です。
家の前は広く場所があるので、タープを張ってBBQを楽しむのもよし、夜は手持ち花火を楽しんだり。いろいろな楽しみ方ができそうです。
お・おじゃまします!
広々とした玄関のスペース。
お庭に向かう壁側は一面窓になっていて外からの光が差し込み、とても明るい家の中!
和室の部屋に入るとほのかに香るのはい草のいい匂い。和室の広い部屋が民泊施設のメインのお部屋です。
この和室はもともと2部屋分(8畳×2部屋)ですが、仕切りのふすまをとってあり大広間のようにして使うことができます。
大人数でわいわい集まっていろいろなことができそうです(今は新型コロナウイルスの影響で大人数では集まれませんが)
家族や仲間で楽しんだり、勉強会などを開催するにもとてもいいスペース。畳の上に座るのは、気持ちがいいです。
基本的には、築50年の建物を昔のままに残してあります。
色あせている柱や、今はあまり見ない模様が入った擦りガラス。古いものを大切にそのまま利用している空間はとても居心地がよく感じます。
プロジェクターやホワイトボードもあるので、セミナーや勉強会などを開催するにもうってつけ。
部屋はエアコン付きです。
▽ひなたぼっこができる縁側
▽ホワイトボード
「まなかのいえ」のキャラクター、まなかにゃんのハンカチが販売されています。
まなかにゃん、かわいいぞっ!
和室の隣りにある洋室のお部屋。
ボードゲームを発見!テレビゲームもあります。ゲームで夜ふかししてもきっと怒られません!
洗面やお風呂、キッチンに続く廊下の部分は新しい壁紙がはってありとてもきれいです。
壁や天井の壁紙は自分たちで張り替えたそうですよ。清潔感がありますね。
洗面やお風呂、トイレもリフォーム済み。
基本的には、築50年の趣が残っていますが、洗面やトイレ・お風呂がきれいなのは利用するときには嬉しいポイントですね。
キッチンも広々としていて、食器や鍋、炊飯器、電子レンジなどは一通りそろっていました。コンロはIHタイプの三口コンロです。
キッチンも広々 炊飯器や鍋も一通り 食器棚 電子レンジ 3口タイプのIHコンロ
広い和室で、鍋を囲んでわいわい楽しむのもよし、持ち込んだ食材をキッチンで調理するのもよし、お庭でBBQもすることができます。
まわりは田んぼだけなので、仲間だけで気兼ねなく過ごせる「まなかのいえ」。
迎え入れてくれるオーナー夫妻の人柄の魅力に築50年ほどの歴史を感じる家の魅力。そして、田んぼの真中にぽつんとある場所の魅力。
これからもこの場所で、たくさんの人が出会い、創造したり、仲間や家族と楽しいひとときを過ごすであろう様子が目に浮かぶようです。
人々を迎え入れてくれる「まなかのいえ」、今後も楽しみです!
「まなかのいえ」のアクセスや予約方法、料金など
「まなかのいえ」のアクセスや予約方法、料金などは以下のとおりです。
- 住所 :〒323-0044 栃木県小山市大字間中622
- アクセス:道の駅「思川」から車で3分。または、小山駅から車で約10分。公共交通機関の場合は、おーバス「道の駅線」で道の駅下車後、徒歩20分
- 予約方法:公式サイトの申込みフォームからお問い合わせ、Airbnbはこちら
- 料金:貸切料金は1泊25,000円、8人で利用の場合は1人3,125円。他にも16畳(8畳×2)、8畳のみのプランもあり。時間貸しについては要相談
- その他:駐車場5台分(無料)、
- 主な施設:スクリーン、ホワイトボード、Wi-Fiあり、エアコン、暖房、洗濯機、ドライヤー、キッチン付き(調理器具、お皿など一通りあり)、ボードゲーム・テレビゲーム機
- 公式サイト:公式サイトはこちら 、Instagram、Facebookページ、 twitter
▽MAP
ゆっくりとくつろげる「まなかのいえ」。非日常を味わい、のんびり過ごすのもおすすめだぞっ!
まわりはほんとうに田んぼだけ。夕暮れの時間や夜の星空もきれいそうだなぁ…。