神鳥谷曲輪跡は中世小山氏の居城の1つ!
訪れたのは
神鳥谷土塁は、約700年前の鎌倉時代の史跡で中世小山氏の居城の1つと考えられている場所です。
中世小山氏のゆかりの城といえば、国指定の史跡になっている 鷲城跡、祇園城跡や中久喜城跡もありますね。
▽場所は、JR小山駅から車で5分ほど。
住宅街の道沿いに石碑が建てられています。石碑には「史跡曲輪跡」と書かれています。
盛り上がっているところが土塁で、ぱっと見てわかるぐらいにはっきりと残っています。
土塁とは?敵や動物などの侵入を防ぐために築かれた、主に盛土による堤防状の防壁
樹木などの手入れはされていないようですが、鎌倉時代のときに作られて、そのあともずっと存在している…ということを考えるとすごいですよね!
規模もそれなりに大きいです。
J神鳥谷の土塁は、JRの線路で分断されています。線路で分断といえば、中久喜城跡も水戸線で分断されていますね。
かつては一辺約200mの方形の館があったようです。現在残る土塁も一部のみ。
発掘調査では、土塁だけでなく、道路跡や建物跡、井戸跡の遺構や青磁、白磁、陶磁器なども見つかっています。
樹木と草で覆い尽くされていましたが、土塁ははっきりと残っており歴史ロマンを感じることができるスポットでした。
神鳥谷曲輪のアクセス
神鳥谷曲輪のアクセスなどの基本情報は以下のとおりです。
「神鳥谷曲輪」のアクセスなどの基本情報
- 住所:〒323-0828 栃木県小山市神山1丁目1−13
- 駐車場:なし
- アクセス:JR小山駅から車で5分、徒歩17分
- その他:石碑があるのはJRの線路の東側
▽MAP
▽歴史スポットを訪れよう!
中世小山氏の居城の1つ「神鳥谷曲輪跡」を訪れてきました!立派な土塁が残り、約700年前の歴史にふれることができる場所です