唐沢山神社で紫陽花の花手水
栃木県佐野市にある唐沢山神社。唐沢山神社宮では、毎年6月になると、手水に紫陽花の花が並び、水に浮かぶ色とりどりの美しい紫陽花の花手水を楽しむことができます。

昨年に続き今年も美しい花手水に癒やされてきたので紹介します。
唐沢山神社があるのは、栃木県佐野市にある242メートルある唐沢山の山頂。旧唐沢山城本丸跡に鎮座している神社です。
▽佐野駅からは車で15分ほど。近づくと唐沢山を登る山道をすすみます
自然が豊かで、駐車場から神社まで森の中の参道を歩きます。戦国期の唐沢山城の遺構が残り、堀や「くいちがい(ます形)」(敵が攻めづらくなる道の形)などがそのまま残っています。

城好き、歴史好きにも必見のスポット。

神社があるのは山頂にある本丸跡。
紫陽花の花手水は2箇所にありました。駐車場から神社までの参道を歩いていくと、右側にある水琴窟。
水琴窟(すいきんくつ)とは? 日本庭園などに設置される伝統的な音響装置で、庭の砂利の下に埋められた鉢(あるいは甕(かめ))に、手水鉢などから滴る水滴がポチャリと落ちて反響し、琴のように美しく澄んだ音色を生み出します。訪問者は地面近くに置かれた小さな穴や竹の筒を通して、その水音を耳で楽しむことができます。

近づくと水が流れる音とともに、水琴窟のキーンという美しい音色が響いてきました。水に浮かぶ紫陽花とともに、涼やかな癒やしの音色です。

山城の遺構を見学しながら歩いていきます。



駐車場から歩くこと10分ほどで社務所がありました。

いただくのを忘れてしまいましたが、今の時期限定の「透明の紫陽花の御朱印」がとっても素敵です。
社務所の前からは関東平野が一望できます。以前、冬の季節に訪れたときは、スカイツリーや富士山まで見渡すことができました。
社務所のすぐ近くにある手水。

手水には色とりどりの紫陽花の花が浮かんでいました。



花手水は毎年6月下旬頃の期間限定で開催。
写真映えする美しい光景を求めて遠方からも多くの参拝者が訪れます。
みずみずしい紫陽花と豊かな自然と眺望が望める唐沢山神社。ゆっくりと参拝するのがおすすめです。

「唐沢山神社」のアクセス・営業時間などの基本情報
「唐沢山神社」のアクセス・営業時間などの基本情報は以下のとおりです。
▽MAP
栃木県の紫陽花の名所はここ
美しい紫陽花の花手水に癒やされてきました!