渡良瀬遊水地の大パノラマを望むことができるスポット「生井(なまい)桜づつみ」。
栃木県小山市にあります。
初めて訪れたときにとても驚きました。身近なところにこんなに広大な大自然が広がっているなんて!
季節ごとに違った景色に出会えるのも魅力の1つ。
春には一面に炎が広がるヨシ焼き、冬には富士山も見ることができます。すぐ近くには2020年に「コウノトリ交流館」がオープンしました。いっしょに訪れるのもおすすめですよ。
- 渡良瀬遊水地とは?
- ビュースポット「生井桜づつみ」のアクセスや景色の紹介
Contents
渡良瀬遊水地とは?ラムサール条約にも登録
渡良瀬遊水地とは、栃木県や群馬県にまたがる広大な湿原地。2012年にはラムサール条約にも登録されました。

歴史を紐解くと、人工的な遊水地なんですね。足尾鉱毒事件による鉱毒を沈殿させ無害化することを目的につくれた渡良瀬遊水地。
敷地は、約東京ドーム700個分。
豊かな自然と貴重な動植物が生息している場所でもあります。
なんと、コウノトリも飛来するんですよ。
今回は、渡良瀬遊水地が一望でき、四季折々美しい景色と自然が見られるビュースポット「生井桜づつみ」を紹介します。
小山市「生井桜づつみ」へ!雄大な渡良瀬遊水地が一望できるスポット
訪れたのは、小山市にある「生井桜づつみ」というビュースポット。
▽ 小山市の中心部から車で約30分ほどの場所にあります。
▽「生井桜づつみ」

公園として整備されており、ベンチやテーブル、トイレもありました。

公園に立っている木は、公園の里親制度で植樹された47本の思川桜の木。桜の季節はきれいでしょうね。
▽渡良瀬遊水地の説明などのパネルもありましたよ。

貴重な自然を守るだけでなく、治水の役割も兼ねています。
ビュースポット「生井桜づつみ」からの景色です。


大パノラマにびっくりしました!北海道から引っ越してきたばかりの私にとっては、「ここは、釧路湿原か!」と思えるほど雄大な景色。
規模がすごいです。バードウォッチングなど一年を通して季節折々の自然や動物に出会えそうですね。素晴らしい景色に感激!
サイクリングもおすすめ。シェアサイクルも
渡良瀬遊水地の堤防に沿って、サイクリングもおすすめですよ。子供用の自転車を持参してきたので、子どもたちはサイクリングを楽しんでいました。

気持ちよさそう!
小山市にはシェアサイクル「らくーる」が無料で利用できる制度があります。調べてみましたが、この日は近くのポイントに台数があまりありませんでした。
冬には富士山が見えることも
冬の空気が済んだ日には富士山が見えることもあります。

冬には草のヨシは茶褐色に色が変わります。冬の湿原と富士山、きっと美しいでしょうね。富士山を見るのもやはり「生井桜づつみ」がビューポイントです。
生井桜づつみは田んぼアートも見れる場所 田んぼアートの渡良瀬会場!
小山市の夏の風物詩の1つ、田んぼアート。小山市内数箇所の会場で実施される田んぼアートですが、その1つが渡良瀬会場。
大パノラマが広がる渡良瀬遊水地の反対方向には田んぼアートの会場があります。


訪れたのは、6月上旬。まだ田植えをして間もないぐらいの時期ですが、はっきりとキティちゃん絵柄がわかりますね。見頃を迎える7月上旬から収穫の時期にぜひもう一度見に行きたいです。田んぼアートも生井桜づつみから見られますよ。
2020年5月コウノトリ交流館がオープン!
生井さくらづつみからすぐ近くの場所にコウノトリ交流館がオープンしました。
コウノトリのパネル展示などがされていますよ。ぜひいっしょに訪れるのにオススメのスポットです。
▽詳しくはこちらの記事で紹介しています
「生井桜づつみ」のアクセスなどの詳細情報
「生井桜づつみ」のアクセスなどの詳細情報です。
- 住所:小山市白鳥地内
- 駐車場あり
- トイレあり
- 車でのアクセス:JR間々田駅西口から車で約20分、JR小山駅から車で約30分
▽地図
さいごに
渡良瀬遊水地が一望できる「生井桜づつみ」。
あまりに雄大な景色が身近な場所に広がっていて、とてお驚きました。
冬の富士山、春の花々、ヨシ焼き…季節折々の景色を楽しみたいと思います。