PLAN OYAMA vision to 2054が2023年5月に発表されました。
PLAN OYAMAには、今から30年後の2054年までに、小山の中心エリアがどのようになってほしいか？がギュッと詰まっています。
イラストで描かれている小山の未来にはわくわくがいっぱい。眺めているだけで「こうなったらいいなぁ」とワクワクする気持ちでいっぱいになります。
この記事ではPLAN OYAMAについてや、検討委員のメンバーとして活動した感想を紹介します。まちづくりに関わったことがない・自分とは関係ないこと…と思っている人もぜひPLAN OYAMAが描くイラストだけでも見ていただけると嬉しいです！
PLAN OYAMAとは？
PLAN OYAMA とは、民間（企業、団体、市民、通勤・通学者など）と行政（小山市）が共通のビジョンのもとで「自分ごと」としてまちづくりに取り組むための指針をまとめたものです。2023年5月に策定されたプランでは、小山駅周辺エリアが2054年までに目指す姿がイラストで直感的にわかりやすい形でまとめられています。
PLAN OYAMAの行政計画への位置づけはありません。ただし、多くのアイディアは公共事業や民間開発の企画立案の種として、既存の枠組みにとらわれず柔軟に活用されることが期待されています。
例えば、こちらのイラストは「思川エリアのみらい」。
河川敷にはカフェが並び、アクティビティや遊び場で過ごす親子連れ。安心して遊べる思川エリアは小山市民だけではなく、わざわざ訪れたい憩いの場になっているでしょう。
PLAN OYAMAではこのようなイラストの将来イメージがエリアごとに描かれています。どのエリアも魅力的でこんな街に住んでみたい、ここで子育てをしたい…と思えるものばかり。
先に述べたように、これはあくまで行政計画の位置づけではなく、約束されたゴールでもありません。
けれども、「こうなったらいいな。」「こういう街に住んでみたい」という想いが多くの人に届き、さらには「自分にできることはなんだろう？」という一歩を踏み出したときに、見えてくる街の未来は変わってくるのかもしれません。
PLAN OYAMA の検討委員のメンバーとして活動して
私は約2年間、小山駅周辺地区まちづくりプラン検討委員会のメンバーとして活動してきました。地域情報を発信する活動をしていたこと(当ブログの運営など)がきっかけです。
振り返ると、ブログ「おやナビ！おやま」を立ち上げたのは、栃木県小山市に移り住んで2年目のとき。
北海道札幌市から小山市へ引っ越してきましたが、1年間小山市で生活して、住みやすくとても気に入りました。都心へのアクセスがいいだけでなく、ほどよく暮らしやすい小山市。
「全国的にもっと小山市を知ってほしい！」、「小山市で生活する人たちに役立つような情報を届けたい」という気持ちで立ち上げた地域メディアです。サイト運営はわたし一人。すべて一人で足を運び写真をとり、想いをのせて一つ一つ記事にしていきます。
小山市を知らなかった人が小山市に興味を持ったり、訪れてみたくなるきっかけや、小山市で暮らしている人がどこかへ足を運ぶきっかけ・好きになるきっかけを届けたい…という気持で運営しています。
ブログの活動を通して、空き店舗をリノベーションしてコワーキングスペースにする活動(コワーキングスペースSEKEN)や、小山駅西口エリアのカルチャーを発信するWebマガジン「ニシグチオヤマ」の運営にも携わりました。城山公園で社会実験を兼ねてキャンプをしたり、おやま妄想会議のお手伝いをさせてもらったり。
「まちづくりとは縁もゆかりもない」「まちづくりは、どこか遠い世界のこと…」と思い込んでいた自分が、気がつけばこのような活動していたきっかけはただ1つ。
発信を通して、ずばり「小山市を好きになったこと」。
シビックプライドを少しでももって暮らしていると、誰かに勧めたくなったり・なにかやってみたくなったり。いきなり行動はできなくても、もっとこうなったらいいなと意見やアイデアが生またり…。
PLAN OYAMAは、その一歩を踏み出すための共通言語になるのではないでしょうか？
「こうなったらいいよね！」という想いが詰まっている「PLAN OYAMA」。
理想がギュッと詰めこまれているので、もちろんすべてうまくいくとは思っていません。
でも、まず初めの一歩として、「PLAN OYAMA」を知っていただけたら嬉しいです。
PLAN OYAMAはこちらのページから PDFで全ページ見られます
今後の動きはこちらのSNSアカウントから発信予定です。ぜひフォローしてくださいね！
