栃木県鹿沼市で、シュウマイ(焼売)ならぬ、シウマイが熱い!
街をあげて地元の名物にしようと取り組んでいると噂に聞いて、「鹿沼にシウマイを食べに行きたい!」と思い立って、訪れた鹿沼市。
そのときに、ふと思い出し見てきたのが、「シウマイの像」。この記事ではJR鹿沼駅にあるシウマイの像を紹介します。
JR鹿沼駅前にシウマイの像が登場!
シウマイの像があるのはJRの鹿沼駅前です。鹿沼市にはJRだけでなく、東武鉄道も走っています。東武の方の駅は「新鹿沼駅」なのでお間違いなく。
JR鹿沼駅にシウマイの像が登場したのは、2021年9月。シウマイで町おこしをしている鹿沼市ですが、どうして鹿沼市でシウマイなのでしょうか?調べてみました。
なぜ鹿沼市でシウマイ?崎陽軒初代社長の出身地が鹿沼市
シウマイ弁当で有名な崎陽軒。崎陽軒のシウマイ弁当が大好きで一時期、醤油差しを集めていたときもありました。
鹿沼市がシウマイの街となったのは、崎陽軒の初代社長「野並茂吉」さんの出身地が栃木県鹿沼市にゆかりがあります。
崎陽軒の初代社長が鹿沼市にゆかりにあることに目をつけ、「シウマイで鹿沼市を町おこしを!」と呼びかけ広まっていきました。ちなみに、シュウマイではなくシウマイなのは、崎陽軒の焼売の呼び方に習っています。
いざ、シウマイ像を見学!形は…?
というわけでやってきましたJR鹿沼駅前。鹿沼市にはJRと東武鉄道(新鹿沼駅)の駅がお間違いなく。シュウマイ像があるのはJR鹿沼駅です。
ジャジャーン!これがシュウマイの像です。
しゅ…シュウマイ?
シュウマイの像と聞いて思い浮かべるシュウマイの像とはかけ離れていました。えっ?これがシュウマイ…。シュウマイ要素はどこ??
この像のテーマは「握る」。今でこそ崎陽軒のシウマイは機械化されていますが、かつては多くの人の手により握られていたシウマイ。
といっても、どこにテーマの「握る」要素が??
調べてみると、茂吉さんの出身校、加園小のワークショップで作られた「一握の形」が、実はシウマイ像の内側に掘られているそうです。深い!
像の素材は、深岩石。大谷石かと思いましたが違うんですね。
シウマイの像には崎陽軒のしょう油入れこと「ひょうちゃん」が並んでいました。神聖なスポットに賽銭が投げ込まれているような雰囲気。
シウマイ像の後ろには松尾芭蕉の像がありました。
松尾芭蕉は、「おくのほそ道」の道中、鹿沼で一晩過ごしています。
こちらも気になる!鹿沼秋祭り。豪華絢爛な屋台と迫力あるお祭り、一度見てみたいですね。
シウマイ像を堪能したあとは、すぐ目の前にある「笑福焼売」でシウマイのテイクアウト。
「笑福焼売」さんの紹介は別の記事にて。
シウマイ像、深いです!
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